D.mark製DRUMSご愛用 I様

私がいま、D-markのドラムを使って仕事をする頻度は、借り物以外ではほぼ100%です。 たまに普通のドラムを叩くと、このドラムがかなり特殊なもであることに気がつきます。私が以前使っていた、英国ドラムメーカー「プレミア」のものに似て、かなりコンパクトな作りのもとなっているため、可搬性は抜群に良いですが、小型であるがゆえ、音の豊かさとかダイナミクスに関しては、普通のドラムのようなわけには行きません。ではなぜこのドラムを使うかと言うと、その音色が普通のドラムの表情を持ちながらも、ここぞという時に音圧を強く出せる。要するに、周りの音を喰わずにドラムをしっかり主張できるといった点。ここが最大の魅力なのだと思います。さらに強打にも耐える作りですから、録音するとすごく深くて大きなドラムを叩いているようなイメージで録れる。また、オーケストラの中でも存在感を維持しつつ、他の楽器を殺さない。ピアノトリオなど、アコースティックなバランスを要求される現場に最適かと思います。

D.mark製スピーカーご愛用者 I様

いつのまにやら、オーディオ歴は40年近くなってしまいました。今までたくさんのスピーカでシステムを組んでみましたが、なかなか納得がいかず、まぁこんなものかなという感じで、ELACのBS312で聴いておりました。そんな時、オーディオ仲間からD.markというメーカーを勧められました。聞いたことのないメーカーなのでどんなスピーカーなのか質問するとウーファーはmorel製、ツイーターはHiVi Reserch製で、エンクロージャーとネットワークだけを作っているメーカーとのこと。受注生産で手作りのスピーカーという事で、大丈夫かなという心配もありました。とはいえ紹介してくれた知り合いの人はリンのAKUBARIKでジャズを聞いていて、定在波が起こらないように家まで改造してしまった強者。家の中がスピーカーと真空管アンプで溢れかえる自作マニアの家で、たまたま聴かせてもらったのが、このスピーカーです。石で作られているように見えたので 「よく、こんなの作れましたね!どうやって切ったんですか?」とお聞きすると実は彼の自作ではなく市販品とのこと。彼からの受け売りですが、ユニットとエンクロージャーの組合せ具合が絶妙とのこと。定在波対策が完璧なため、内部に吸音材が使われていないということでした。ツイーターはドームに見えるけど、実はリボンツイーターとの事。バッフルは人工大理石で出来ており、その重量で箱鳴りを抑えてあるのでとてもタイトな低音再生。高域は30KHzまで伸びているユニットを使い、透き通った 音が出てくるということでした。信じられない位の音像定位と、引き締まってるのに柔らかい低音が凄いと言われ、価格もそんなに高くないので購入に至りました。・・・買ってみて大正解でした。おかげでELACのBS312は押入れにお蔵入りになりました。最初、こんなに小さくて、どうなのかなぁと思いました。ところがところが。。。よくもこんなに小さな箱から、これ程の豊かな音が出るんだろうか。たぶんブラインドテストではスピーカーサイズはわからないと思います。お気に入りの一台になりました。

D.mark製スピーカーご愛用者 K様

 

私はオーディオマニアというほどではないのですが、音楽関係の仕事をしているため音だけは聞き分ける自信があります。完成された音というと、スタジオモニ ターのようなイメージを抱く人もいると思いますが、このスピーカーは透明感が素晴らしく、「透き通る、澄みきった音」がします。表現としては「ピュアな 音」というのが正しいかもしれません。このスピーカーは、相当音楽を聞いてきた人がつくったものと見ました。サイトを調べてみるとバンドのドラマーをされ ていた方が立ち上げた会社との事。納得しました。このスピーカーはスピーカーとしての「音」を追求したものではなく、あくまで生演奏での「音」を意識して 作られたものと感じます。

D.mark製キャビネット(DMC-25800is)ご愛用者 K様

全指向性キャビネットの素晴らしさを体験し、今までの悩みが一気に解決しました。

 

膨よかな中低音・・・

ベース本来の本分ですが、実は今まで現場で感じたことのない感覚に包まれました。イコライジングしたものではなく、あくまで優しい自然な出音。何も足さなくてもちょうど良い感じ。ペダルエフェクト等に頼ることは卒業し、パッシブベースアンプ直で演奏していますが、改めて間違ってなかったと再認識しました。

 

大音量なのに音の立ち上がり(レスポンス)が良い・・・

低域をブーストしたとしても、もっさりとした感じは皆無です。弾いた瞬間に音が出てくる。アコースティック楽器の感覚でしょうか。

 

モニターのしやすさ・・・

最大のポイントです。全方向から聴け、かつ立ち位置に関係なく音量の変化がなく、とにかくモニタリングが非常にしやすい。BIG BANDの場合、管楽器隊の音圧で音が消えることなく、演奏に集中でき、狙い通りで大変満足しています。

 

ステージ上での音の周り・・・

これは皆無でした。足元から滑らかな低域がクリアーに響きます。

 

演奏時の余裕・・・

フォルテシモがかなり楽になりました!周囲の音圧に負けまいと強いタッチで弾き続けると、ベース特有の甘い音色が損なわれ、何より疲労が溜まります。出力に余裕があり、モニターしやすいことから、力むことなく優しいタッチで演奏でき、最後までノーストレスで演奏できます。タッチの違いによる音色の変化や、強弱を付けることによる表現方法は、大変重視しているところ。この点が実現できたことは、本当にありがたいことです。

 

他社キャビネットとの比較・・・

海外製の軽量ハイスペックなキャビネットは、好みの低音を出力させながら、モニタリングのし易い高さにするには、複数のキャビをスタックすることが重要ではないかと感じるようになっていきました。こうして機材が増えて行くことを鑑みると、D.mark製全指向キャビネットが費用対効果の面でも完全勝利と考えられます。

 

日本製機材について・・・

私の所有するベース本体、プリアンプ、D.mark製キャビネット、全て日本製です。海外製機材は、音楽の歴史を作ってきたことからリスペクトされるべき存在と思いますが、あまり構造が変わらない、伝統的な機材作りが基本となっているのでしょうか。疑問点や問題点を見つめなおして改善していくことができるのが、日本人の凄いところと思います。D.markのような機材が、今後のスタンダードになれば良いなと、素直に思いました。

 

これからの音響環境について・・・・

日本の全てのスタジオとライブハウスの据え置きベースアンプには、D.mark製全指向キャビネットと高出力パワーアンプ、ディスクリートプリアンプのセットが備わって欲しいと感じました。ベーシストはもとより、バンドのグルーヴが良くなるには、必要と感じます。これからも応援して行きます。